アートだるまのベースとなっている「白河だるま」は、300年以上の歴史を持ち、福島県白河市で作られています。意匠は、産業振興政策の一つとして白河だるまの制作を推奨した松平定信が、「市民の生活をより元気に」という想いから 幸運をもたらす縁起物として誕生したと言われています。
また、単なる人形ではなく、願いを込める祈りの象徴で、地域の歴史と文化にも深く根差しています。家族の健康や会社の繁栄、高校や大学の合格や選挙での当選など、人々が何かを願う際は白河だるまがそばにあり 、たえず人々の夢や希望を応援し続けてきました。